アフガニスタンクナール州産のブルークォーツです。
アフガニスタンでは今までも少量ながらブルークォーツが産出していました。ヌーリスターン州やトルマリンの産地パブロック等で取れていましたが、今回クナール州で素晴らしい発色のブルークォーツが出て来ました。
ブルークォーツはクォーツの中で最も希少な色で、アメジストの様に水晶自体に色があるのではなく、内包物によって発色します。内包物はインディゴライトトルマリンやリーベカイト等の角閃石によります。インディゴライトトルマリンてはブラジルミナスジェライス州のジェニパポが有名で、リーベカイトはパキスタンのザギマウンテンが有名です。
例外として、南アフリカのメッシーナのアホーアイトインクォーツやパパゴアイトインクォーツが有りますが、すでに絶産しています。
このブルークォーツは角閃石系の内包物と思いますが、インディゴライトトルマリンの可能性もあります。
今までにないブルーの発色で、光に翳すとより青が浮き上がります。小さなポイントが多く産出したようで、大型のポイントは無いです。価格が高いのが玉に瑕です。
25.3×12.1×9.0mm 4.02g
カテゴリー:
ハンドメイド・手芸##手芸素材・材料##ビーズ・アクセサリー道具・材料